国債とは国が発行する債券のことをいいます。
個人向け国債に人気があるのは、国が元本、利子ともに全額保証する商品だからです。
個人向け国債は、購入最低額面金額が1万円となっているので、
個人でも買いやすい商品です。※また、購入限度額はありません。
個人向け国債には、以下の二種類があります。
(1) 変動金利型10年満期個人向け国債
(2) 固定金利型5年満期個人向け国債
(1)と(2)の違いは・・・
(1)の方は変動金利制なので、
実勢金利の動きに応じて半年ごとに適用利率が変わり、
そのときどきでもらえる利子が変動するので、
将来(10年先)にどれだけの投資結果になるのかが見えてこない。
(2)の方は金利が固定されているので、
償還期限である5年先までの投資結果を事前に知ることができる。
※(2)の金利は、募集期間の開始時の直前に決まるので、
財務省のホームページなどで知ることができます。
また、どちらの商品も中途換金ができます。
(1) の場合は、発行から1年経過してから。
(2) の場合は、発行から2年経過してから。
金利が
今後、上昇すると予想される場合では「変動金利型」、
下降すると予想される場合では「固定金利型」
が有利です。
金利がこれから上がるのか、下がるのかが、選択の一つのポイント。
ただし、どちらが良いとは言い切れないので、
やはり本人の判断によることとなります。